TeXの備忘録
TeXの備忘録
古い情報も混じっているので要注意
インストール
特にこだわりがなければ、TeX Liveが良いと思います。
インストールサイズは大きいし、時間もかかるけど、何も考えずに済むのは楽。
設定
Windowsで初めてTexに触る場合は、エディタはTeXworksが楽だと思う。 TeX Liveでのインストール時にTeXworksも忘れずにインストールすれば、別途用意する必要はない。 設定は、次の参考にする。
慣れてきたら、VSCodeなど他のエディタを試してみると良い。
LaTeXエンジン
現時点(2020.05.20)では、主な選択肢は次の二つ。
pLaTeX + dvipdfmx
upLaTeX + dvipdfmx
どのLaTeXエンジンを使ってコンパイルするかは、研究室など周りの環境にとりあえず合わせるのが良いと思う。 というのも、TeXに慣れるためには、先達の作成したTeXをいじるのが早道だから。
LaTeXエンジンについては、次のところでまとめてる。
自分はTeXworksがデフォルトでUTF-8なので、upLaTeXに移行した。
参考にしているサイト
やってはいけないこと、やったほうが良いことがまとめられてて便利。
コンパイルを自動でしたい
参照などがあると複数回コンパイルしなければならないのが面倒。 VSCodeを使えば、Texファイルを保存したときに自動で複数回コンパイルをする環境が簡単にできる。 下はupLaTeXの例。Windowsでも問題なく構築できた。
ベクトル(太字斜体)を使いたい
bmパッケージを使えばよい。 プリアンブルに
\usepackage{bm}
を追加して、本文で、
\bm{F}
という感じで使う。
単位の入力が面倒
siunitxを使うと楽。
\usepackage{siunitx}
\SI{数値}{単位}
という感じで使う。
$G$は万有引力定数であり、$G=\SI{6.672e-11}{N.m^2/kg^2}$である。
というように、数式中でも使えて便利。
角度(°)の入力が面倒
siunitxを使うと楽。
\usepackage{siunitx}
\ang{角度}
という感じで使う。
微分・偏微分の入力が面倒
diffパッケージを使えばよい。
最終更新 May 20, 2020: Update mem_tex.md (b09f6ca)